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更新日:2022.10.11
最低賃金、最高になりつつある?!の巻
「元気ですかーっ!!」
少し追悼の意味も込めて。
さて、今回は少し遅い情報をお送りしたいと思います。
タイトルにございますように、最低賃金のことをお話ししたいと思います。
ご存じの方も多いと思いますが、改めて最低賃金について記載しておこうと思います。
最低賃金とは
最低賃金法に基づき国が賃金の最低額を定め、使用者は、その最低賃金額以上の賃金を労働者に支払わなければならないとする制度です。(厚生労働省ホームペーヅより抜粋)
要は、国が1時間あたりの最低時給を決めて、それに基づいて企業は労働者に支払わなければならない。
ということです。
例外はあるようですが大雑把に言えばそうなります。
「いつ最低賃金が上がるのか・・・今で・・・」
毎年10月に更新することが多いです。つまり毎年10月に昇給の可能性があるとかないとか。
今回の更新では大幅UPとなりました。改めてこちらも確認してみましょう。
(弊社サイトの閲覧地域から関西のみに絞っております。申し訳。)
大 阪 992円 → 1,023円 令和4年10月1日より
兵 庫 928円 → 960円 令和4年10月1日より
京 都 937円 → 968円 令和4年10月9日より
奈 良 866円 → 896円 令和4年10月1日より
和歌山 859円 → 889 円 令和4年10月1日より
滋 賀 896円 → 927円 令和4年10月6日より
全体的に約30円程度上がっております。
「時給10,000円を希望するっ」
「30円くらい・・・」って思ったでしょ?そんなことないんですよ。
ここで、過去の【大阪の最低賃金】のここ10年の移り変わりを見てみましょう。
2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 |
800円 | 819年 | 838円 | 858円 | 883円 | 909円 | 936円 | 964円 | 964円 | 992円 |
UP額 | 19円 | 19円 | 20円 | 25円 | 26円 | 27円 | 28円 | 0円 | 28円 |
ね、30円て今までないでしょ?そして今年、大阪のUP額は31円ですからね。
でも、その分いろいろな物価が上がっているので果たして水準が保たれるのだろうか?という心配はありますね。
両手放しで喜ぶわけにはいかないですが、賃金がUPするのは嬉しいものです。
「やはり時給10,000円を所望するっ」
また2月ごろに発動いたしました国の介護などの現場の賃金UPの話(医療・介護・保育、給与UPの政策に期待するの巻を参照)もありますので、今年に入って賃金だけで言えばいい話が続いています。
少しでも介護や医療の現場が潤えば、また職員になろうと思う人が増えてくれると思います。
最後に、2002年(20年前)の大阪の最低賃金を見てお別れしましょう。
(平成14年→令和4年 320円UP)
「なぜ縦書きか?ただやりたかっただけ☆彡」