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更新日:2022.02.10
医療・介護・保育、給与UPの政策に期待するの巻
「Please give me money!」
心の声が漏れてしまい、大変失礼いたしました。
さて、今回は介護職・看護職・保育士の皆さんの賃金がUPするという国の政策について少しお話したいと思います。すでに、このお話は昨年に話がありましたので多くの方がご存じだと思います。
実施は2022年2月からです。
問題は、「で、お金もらえるの?」「いくらもらえるの」だと思います。
打ち出されている政策に沿ってご紹介してまいります。
まず、なぜ国はこのような政策を打ち出したのか?お金が余っているのか?お金が余っているなら僕にください。などの背景からお話いたします。
「こういうのは結論は最後に持っていくんですぅ。」
コ口ナ蝸で大変な思いをされている方が多い中、当初から医療や介護、保育の現場は気苦労も含めて本当に疲れてしまいました。各現場でなくても容易に想像できる内容です。
世の中はテレワークといった形で、できるだけ人に会わないような対策を行いそれぞれの仕事をこなしておられたと思います。
しかしながら、医療や介護、保育は人と接しないと仕事になりません。それだけに現在さえも大変な思いをされていると思います。それを国が気が付いたということでしょうね。
医療や介護、保育の大事さが皮肉なことに囙ナによって浮き彫りになってしまいました。
介護や保育の人材不足はよく言われておりましたが、コ〇ナのせいで医療まで人材不足となりました。
そんな人材不足を解消するために賃金UPを行い、退職の抑制と入職の活性を図るということ金で釣ろうという国のやらしい考えなのです。
「そんなことより、いくら貰えんの」
さて、次はいくらUPするのかということですが、
介護・保育「9,000円/月」UP(年収108,000円UP)
医療「4,000円/月」UP(年収48,000円UP)
ちなみに医療は今年の10月ごろに9,000円/月にUPするそうです。
でも、ちょっとお待ちください。本当にこの金額なのでしょうか?全員もらえるものなのでしょうか?
少し詳しくお話しします。
対象は、
医療:コロナ医療など一定の役割を担う医療機関に勤務する看護師
介護:介護職員処遇改善加算を取得している施設や事業所で、介護施設で働く介護職員
保育:幼稚園とかそこそこ対象(専門ではないのでリンク貼っておきました。 )
大体の方が対象になるのではないかと思います。
しかし・・・・・金額が減少する可能性もあります。
というのも、それぞれの病院や施設などの事業者の裁量に任せられているからです。
変な話ではなく、各現場以外で裏からサポートされていて対象ではない方がおられると思います。
例えば、介護施設の事務員さんとか病院のリハビリ職の方とか。
今回の配布はこういった対象とならない職員への分配も認められているため、各事業者がその方にも分配使用すればそれぞれ分配は下がりますよね。
「配らんでいいやん。とか言うたらあかん」
減額するかもしれませんが、現状を一緒に生き抜いている仲間なので納得してあげてほしいと思います。少しでも各現場に携わる方々の癒しになっているなら幸いなことです。
国の財政問題もあるのでいつまで続くかわかりませんが、少なくともう国からの支援で医療や介護などに関わらず本当に大事な場所に幸せが行き届くことを切に願います。
それでは最後に、Give me chocolate!
2月やからね。